2022.11.02 09:37
北朝鮮、ミサイル10発を発射 南北海上境界線越え落下
北朝鮮・平壌、元山、日本、排他的経済水域(EEZ)
【ソウル共同】韓国軍合同参謀本部は2日、北朝鮮が午前8時51分(日本時間同)ごろ、北朝鮮東部江原道の元山付近から日本海に向け短距離弾道ミサイル3発を発射したと明らかにした。1発は、韓国が海上境界線と位置付ける北方限界線(NLL)を越え、日本海の公海上に落下した。北朝鮮は日本海側だけではなく西側の黄海にも向けてミサイルを発射し、少なくとも計10発に上った。
韓国軍は「南北分断後初めてNLLより南の韓国領海近くに落下した」と非難する声明を出し、断固対応すると表明した。午前8時55分ごろ、韓国慶尚北道鬱陵郡地域に空襲警報が発令された。