2022.11.01 18:03
JR西、3年ぶり中間黒字 利用者回復、構造改革も
JR西日本が1日発表した2022年9月中間連結決算は、純損益が645億円の黒字(前年同期は686億円の赤字)となり、新型コロナウイルス流行前の19年以来3年ぶりの黒字だった。売上高も前年同期比41・2%増の6167億円と伸びた。在来線や新幹線の利用者が回復し、構造改革によるコスト削減も寄与した。
4~9月の運輸収入は52・7%増の3207億円となった。新幹線は89・0%増の1568億円と大幅に戻り、在来線も29・0%増の1638億円と堅調だった。営業費用はコロナ前に比べて540億円減らした。
23年3月期通期業績予想は、従来見通しを据え置いた。