2022.10.31 17:37
大雨で崩落の橋が仮復旧、山形 飯豊町、3カ月ぶり
開通した仮設橋。奥は崩落した「大巻橋」=31日午後、山形県飯豊町
山形県は31日、8月の記録的な大雨で飯豊町の「大巻橋」が崩落した県道に、仮設橋を設置した。約3カ月ぶりに通行可能となった。
県によると、仮設橋は国土交通省から貸与された「応急組立橋」と呼ばれる災害復旧用で、全長約36メートル。元の場所から約30メートル下流に設置された。
本格復旧のめどは立っていないという。大巻橋の崩落を巡っては、車ごと流された男性1人が行方不明のままだ。
午後2時に通行可能となり、近くに住む五十嵐一男さん(81)は「一安心だが、周りの田畑には流木や土砂が残っている。復旧に向けてようやく踏み出したところだ」と話した。