2022.10.31 15:25
マスク不着用で反則負けに対応策 将棋連盟、立会人を常駐へ
日本将棋連盟は31日、対局中にマスクを外した臨時対局規定違反で佐藤天彦九段(34)が反則負けとなったことを受け、今後は迅速かつ適正に対応するため、夕食休憩がある長時間の対局は全ての棋戦で、審判の役割の立会人を常駐させるなど、対応策を決めた。
これまで、対局数が多い日には立会人を置いていたが、その対象を広げる。立会人は師弟など利害関係のない棋士を選択するとし、新型コロナウイルスの状況を見つつ、今後は規定の改善や改廃に適切に判断していくとしている。
反則負けとなった対局は28日の第81期名人戦A級順位戦、永瀬拓矢王座(30)―佐藤九段戦。