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2022.11.01 08:40

リアルお化け屋敷、怖っ! 実際の廃材で建設業者演出 高知県南国市の海洋堂SF

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リアルな演出に悲鳴が響いたお化け屋敷(南国市の海洋堂SpaceFactoryなんこく)

リアルな演出に悲鳴が響いたお化け屋敷(南国市の海洋堂SpaceFactoryなんこく)


 高知県内の建設業者が作ったお化け屋敷が10月30日、南国市大そね甲の海洋堂SpaceFactoryなんこく(海洋堂SF)で公開された。職人が手掛けたリアルな作りと背筋も凍る演出に、来場者は奇声と悲鳴を響かせていた。

 土佐のまほろば祭りの代替事業の一環で、お化け屋敷イベントは2019年の同祭りで開催されて以来2回目。県建設労働組合青年部のメンバー約20人が、実際の解体家屋から出たベニヤ板やふすまなどを使い、おどろおどろしい雰囲気に仕上げた。

 迷路のようなルートは真っ暗で、妖怪やホラー映画のキャラクターが次々に登場すると「ぎゃあああ!」「もうやめて!」。親にしがみついて泣き叫ぶ子どもらもおり、来場者は「リアリティーがすごい」「叫び過ぎてのどが痛い…けど、来年もやってほしい」などとぐったりした様子だった。

 「私たち職人の仕事を身近に感じてもらいたかった」と同組合の建築業、溝渕加寿彦さん(46)=大そね乙。「今後も子どもから大人まで楽しめるイベントを企画したい」と話していた。

 この日は近くの後免地区でも恒例の「ごめんの軽トラ市」が開催され、ハロウィーンにちなんで仮装した人が、商店街から海洋堂SFまで練り歩くなどしてにぎわった。(海路佳孝)

高知のニュース 南国市 海洋堂 催事・イベント

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