2022.10.30 14:55
お召し列車の機関車展示 さいたまの鉄道博物館
鉄道博物館で開かれた「EF58形61号電気機関車」の除幕式=30日午前、さいたま市
1953~2001年に天皇、皇后両陛下のため特別に運行される「お召し列車」を90回以上けん引した「EF58形61号電気機関車」の常設展示が30日、さいたま市の鉄道博物館で始まった。
鉄道博物館によると、車体は全長19・9メートル、幅2・8メートル。正面と側面にステンレス製の飾り帯を施し、装飾性を高めたのが特徴だ。車輪の側面などの走行機器を磨き、傷の発見を早めていたという。
大場喜幸館長は「極めて貴重な機関車を新たに展示できるのを心から喜んでいる。鉄道の長い歴史を感じていただきたい」と話した。