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2022.10.29 08:48

原始の犬「ヤブイヌ」愛らしい!一般公開で人気に 高知・のいち動物公園にお嫁入りした「スマイラー」

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一般公開が始まったヤブイヌのスマイラー(香南市野市町大谷の県立のいち動物公園)

一般公開が始まったヤブイヌのスマイラー(香南市野市町大谷の県立のいち動物公園)


 7月に高知県香南市の県立のいち動物公園に仲間入りした、雌のヤブイヌ、スマイラー(7歳)の一般公開がこのほど始まり、かわいらしい見た目や動きで来園者を楽しませている。

 ヤブイヌは、中米東部や南米北部の草原や森林に生息し、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されている。短い耳や胴長短足など原始的な犬の特徴を持ち、やぶの中で生活しやすい体のつくりをしている。

 スマイラーは繁殖目的で動物園同士が動物を貸し借りする制度で7月18日、横浜市のよこはま動物園ズーラシアからのいち入り。昨年4月から飼育している雄のカツマル(6歳)との繁殖を目指し大切に育てられている。

 一般公開は21日にスタート。短い足で展示場内をちょこちょこ歩く姿が愛らしく、早くも園の人気者になっている。公開時間はスマイラーが午前10時~午後1時15分、カツマルが午後1時半~4時。飼育係の笠木靖さん(52)は「カツマルと仲むつまじい様子をお見せできるよう、頑張っていきたい」と話していた。(深田恵衣)

【ヤブイヌ「カツマル」の動画はこちら(2021年6月、県立のいち動物公園)】

高知のニュース 香南市 動物・生き物 遊び場

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