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2022.10.27 05:45

淀川水系に北陸の淡水魚確認 タナゴの仲間、意図的な放流か

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 2021年5月に、大阪府の淀川水系で捕獲された「ミナミアカヒレタビラ」(龍谷大の伊藤玄客員研究員提供)

 大阪府の淀川水系で、本来は北陸や山陰に生息するタナゴの仲間「ミナミアカヒレタビラ」を確認したと龍谷大、岐阜大などのチームが27日までに発表した。国内の別の地域から持ち込まれた「国内外来生物」で、意図的に放流されたとみられる。チームは「在来種の減少を招く。安易な放流はしないで」と訴える。


 タビラは日本固有の淡水魚で全長6~10センチ。雄は繁殖期に腹部が赤くなり観賞用として人気がある。ミナミアカヒレタビラのほか、キタノアカヒレタビラ(東北)、淀川にもすむシロヒレタビラ(近畿や山陽)など5種類が分布。いずれも環境省のレッドリストで絶滅の危険性が指摘されている。

(c)KYODONEWS

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