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2022.10.27 08:35

冬の使者ナベヅル幡多路に到来 「静かに見守って」 高知県四万十市

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二番穂を求めて田んぼに降り立ったナベヅル(四万十市森沢)

二番穂を求めて田んぼに降り立ったナベヅル(四万十市森沢)

 幡多路に冬の使者、ナベヅルの季節がやってきた。四万十市森沢の田んぼでは26日、成鳥2羽が寄り添って二番穂をついばんだり、のんびり羽づくろいしたり。保護活動をしている関係者は「遠くから静かに見守って」と呼びかけている。

 ナベヅルはシベリア東南部などで繁殖し、冬は鹿児島県など西日本で越冬する渡り鳥で、グレーの羽と白い首が特徴。県内では毎年10月末から11月にかけ、四万十市の中筋川流域のほか、香長平野などにも飛来している。

 四万十つるの里づくりの会によると、今季初めて2羽の飛来を確認したのは20日。21日には姿を消したが、26日午前6時半ごろ、同会の佐伯達雄会長(72)が20日と同じ個体と思われる2羽を発見。午前10時半ごろには再びどこかへ飛び去った。

 四万十市へのナベヅル飛来は例年より少し早め。佐伯会長は「近いうちに別の個体も来るのでしょう」と期待している。(河本真澄)

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