2022.10.25 12:11
2025年度までに存廃協議開始 JR四国社長、収支悪化で
記者会見するJR四国の西牧世博社長=25日午前、高松市
JR四国の西牧世博社長は25日の定例記者会見で、収支が極端に悪化している路線について「少なくとも2025年度までには(国、自治体と路線存廃を巡る)協議を進めたい」と述べた。新型コロナウイルス禍で利用客が減り、もともと経営が苦しかったJR四国は窮地に陥っている。
国土交通省の有識者検討会は今年7月、地方鉄道の在り方に関する提言を公表。鉄道事業者や自治体の要請に基づき、路線の存続か廃止かを話し合う協議会を国主導で設置することになった。