2022.10.24 09:50
南北、黄海で警告射撃の応酬 共に相手が侵犯と主張
【ソウル、天津共同】韓国軍は24日、朝鮮半島西側の黄海で同日未明、表示のない北朝鮮商船1隻が、韓国が海上境界線と位置付ける北方限界線(NLL)を越え韓国側に入ったとして警告射撃を行ったと発表した。北朝鮮の朝鮮人民軍も24日、韓国軍の護衛艦が同日未明に黄海で境界線を侵犯したとして、警告として放射砲(多連装ロケット砲)10発を撃ったとの声明を出した。
双方は、ともに相手が挑発したと非難した。南北は18、19両日にも陸上の軍事境界線や黄海と日本海のNLL近くで砲撃を行った。韓国は31日から米国と合同で大規模な空軍の訓練を行うと予告。朝鮮半島の緊張は続きそうだ。