政府・日銀、為替再介入　一時急騰、１４６円台

2022.10.22 16:20

政府・日銀、為替再介入　一時急騰、１４６円台

高知新聞社

　為替介入前後の円相場の動き

　政府、日銀は２１日の外国為替市場で円安ドル高が加速したため、円買いドル売りの為替介入を再び実施した。複数の関係者が２２日確認した。投機的な円売りをけん制する必要があると判断した。円相場は一時１ドル＝１５１円９４銭と約３２年ぶりの水準まで下落したが、介入を受け２１日深夜から２２日未明にかけて１４６円２０銭まで急騰した。しかし円売りドル買いを誘発する日米の金利差はさらに拡大するとの見方から円安傾向は止まらず、ニューヨーク市場は１４７円台後半で取引を終えた。

　為替介入は、円相場が一時１ドル＝１４５円台後半まで急落した９月２２日以来とみられる。

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