2022.10.20 09:17
米韓、北朝鮮対応を協議 制服組トップが軍事委
北朝鮮が9月25日以降に行ったとみられるミサイルの発射訓練を現地指導する金正恩朝鮮労働党総書記。朝鮮中央通信が10日配信した(朝鮮中央通信=共同)
【ワシントン共同】米韓両政府は19日、米国防総省で軍制服組トップによる軍事委員会を開き、異例の頻度で弾道ミサイル発射などを繰り返す北朝鮮への対応を協議した。米韓の強固な結束を確認し、7回目の核実験強行の可能性も懸念される北朝鮮に対する抑止力強化を図った。
米韓の軍事委員会には米軍のミリー統合参謀本部議長と韓国軍の金承謙合同参謀本部議長が出席した。ミリー氏は、米国が通常戦力と核兵器で韓国の防衛に関わる「拡大抑止」の提供を再確認した。
両氏は、朝鮮半島の平和や繁栄を確保し、自由で開かれたインド太平洋を維持するための安全保障協力の重要性を共有した。