2022.10.20 08:31
台風乗り越え遅咲きヒマワリ 高知県大月町 桜、梅も花ちらほら
見ごろを迎えた遅咲きのヒマワリ(写真はいずれも大月町頭集)
ヒマワリは四万十かいどう推進協議会大月支部が10年以上前から育てており、今年は8月中旬、20アールの敷地に種をまいた。が、台風14号が襲来。塩害で葉が黒ずみ、世話をする安岡邦彦さん(75)は30センチほどに成長したヒマワリを泣く泣く刈り取ったという。
季節外れの花を付けた桜
今にも咲きそうな梅
県立牧野植物園によると、この開花は「休眠打破」と呼ばれ、葉が落ちた後に寒くなることで「冬を経験した」と錯覚して起こる現象。桜や梅、ツツジでよく見られ、一度咲いた花芽は来春に花を付けることはないという。(坂本出)