2022.10.14 21:30
サッカー場事故「催涙ガス原因」 インドネシア、130人以上死亡
1日、インドネシア東ジャワ州のサッカー場で、催涙ガスを使用する警察官ら(AP=共同)
【ジャカルタ共同】インドネシアのサッカー場で暴動が起き、観客ら130人以上が死亡した事故について、政府が調査のために設置した独立組織は14日までに、事故の主な原因は警察が催涙ガスを使ったことだったとする結論をまとめた。
ロイター通信によると、マフッド調整相は使用された催涙ガスの毒性について調査が続いていると説明。その上で毒性がどうであれ「主に催涙ガスによって大量の死者が出たという結論は揺るがない」と述べた。
国際サッカー連盟(FIFA)は、暴動などを制圧する手段として催涙ガスを使うことを禁止している。警官らがそれを知らなかったことが調査で判明したという。