2022.10.14 19:19
円急落、一時148円後半 政府・日銀介入に警戒も
1ドル=147円台前半で取引された円相場を示すモニター=14日午後、東京都中央区
14日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、対ドルで一時1ドル=148円台後半まで急落し、バブル景気終盤の円安局面だった1990年8月以来、約32年ぶりの円安ドル高水準を更新した。米国で大幅利上げが続き、日米金利差がさらに拡大するとの思惑から円売りドル買いが進んだ。ただ9月22日に続く政府・日銀による再度の為替介入への警戒感もくすぶっている。
14日の東京市場の円相場は午後5時現在、前日比64銭円安ドル高の1ドル=147円47~49銭だった。ニューヨーク市場の午前11時半現在は、前日比1円24銭円安ドル高の1ドル=148円41~51銭を付けた。