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2022.10.13 18:14

生物多様性の豊かさ指標7割低下 世界自然保護基金、過去50年で

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 大規模なアブラヤシの農場。パーム油を生産するための農場開発は東南アジアの熱帯林破壊の最大の原因とされる=2015年11月、マレーシア・ボルネオ島

 世界の生物多様性の豊かさの指標となる数値が、過去約50年間で69%低下したほか、現在の人類の消費生活を支えるには地球1・75個分が必要だとする報告書を世界自然保護基金(WWF)が13日、発表した。報告書は「気候変動と生物多様性の消失が相互に影響し合って悪化している」と指摘。2030年までに自然破壊の流れを逆転させ、自然を豊かにすることを目指すべきだと訴えた。


 この指標は「生きている地球指数(LPI)」と呼ばれる。世界の哺乳類、鳥類、魚類、両生類、爬虫類計5230種の個体数や生息密度、巣の数などのデータを基に算出した。

(c)KYODONEWS

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