2022.10.12 08:35
高知県教委が広島の新電力会社に賠償請求へ 41校契約中に撤退
高知県の県立高校と特別支援学校の計41校に電力供給していた「新電力」のウエスト電力(広島市)が契約途中で撤退したことを受け、県教委は11日、電気代の増加が見込まれるとして同社に損害賠償請求する方針を県議会総務委員会で示した。請求額は未定だが、9300万円ほどを見込んでいる。
「新電力」は、2016年の電力小売りの全面自由化で新規参入した電力会社。ウクライナ危機に伴うエネルギー価格高騰の影響で調達コストが上昇し、全国で事業撤退が相次いでいる。ウエスト電力も3月末、電力の小売事業の廃止を発表した。
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