2022.10.09 15:39
目黒さんま祭、3年ぶり開催 気仙沼から1000匹、区民限定
3年ぶりに開催された「目黒のさんま祭り」で焼かれるサンマ。宮城県気仙沼市から千匹が届けられた=9日午前、東京都目黒区
古典落語「目黒のさんま」にちなみ、炭火焼きのサンマを振る舞う「目黒のさんま祭」が9日、東京都目黒区の公園で3年ぶりに開かれた。新型コロナウイルス禍で2020、21年は中止となり、今回も感染対策のため抽選で区民千人に限定。約9千人から応募があったという。
さんま祭は目黒区民まつりのメインイベント。目黒区と友好都市の宮城県気仙沼市からサンマ千匹が届き、煙とにおいが立ち込める中、家族連れなどが秋の味覚を楽しんだ。
夫婦で訪れた会社員安井明子さん(60)は「今年の初サンマはここで食べようと我慢してきた。とても脂が乗っていておいしい」と笑顔だった。