2022.10.09 08:40
3年ぶりに復活!「コスモスまつり」高知県越知町で150万本、秋風に揺れる 会場は屋台やステージも
3年ぶりに開幕したコスモスまつり。家族連れらが白やピンクの花々を楽しんだ(越知町越知丙の宮の前公園)
秋の訪れを告げる恒例行事は、新型コロナウイルスの影響で2020年から連年の中止。同公園は今年9月の台風14号で浸水したが、町観光協会職員や商工関係者らが丹精込めて育てたコスモスはしっかりと花をつけた。同協会によると現在は五分咲きで、今週半ばに満開を迎えそうだ。
セレモニーでは、観光協会の所谷真智子会長(70)が「台風でどうなるかと心配していたが、コスモスはど根性。コロナに負けるなと私たちを力づけてくれたような気がする」とあいさつ。会場にはつがに汁などを売る屋台が並び、コスモスカーが子どもらを乗せて花々の間を走った。
高知市から2歳と4カ月の子ども2人を連れ訪れた田鍋篤さん(28)、礼奈さん(28)夫妻は「すごいきれい。子どもが思いっきり外で遊べてよかった」と笑顔を見せていた。
まつり期間中は午前10時から午後4時まで屋台が並び、土日祝日はよさこい鳴子踊りやバンド演奏のステージもある。(楠瀬健太)