2022.10.09 08:45
【動画】「安倍さん 弱音吐かなかった」 元首相主治医・日比さん(土佐高卒)が述懐
「安倍さんの病名公表は、病気を抱える人たちやその家族を勇気づけた」と振り返る日比紀文医師(高知市内のホテル=森本敦士撮影)
日比さんは和歌山県生まれ。医師だった父の赴任に伴い小学3年で須崎市に引っ越し、土佐中高、慶応大医学部へと進んだ。主に慶応大病院で臨床に当たり、現在は同大名誉教授、北里大学北里研究所病院炎症性腸疾患先進治療センター特別顧問。帰高に合わせてインタビューを申し込んだところ、「政治的なことは分からないし、医師の守秘義務などがある。言える範囲でなら」と応えた。
安倍氏は10代で潰瘍性大腸炎を発症。神戸製鋼所に入社してから症状が悪化し、慶応大病院で治療を始めた。日比さんはスタッフの一人だった。
「それから医者と患者の長いお付き合いが…