2022.10.06 08:31
高知空港の拡張、県が検討再開へ 国際線ターミナル整備 航空需要回復見据え
県は5日、高知龍馬空港に国際線ターミナルを整備する拡張計画に関し、新型コロナウイルス禍の影響で2020年から休止していた検討を再開する考えを示した。年内をめどに検討会を開き、機能や規模、整備時期などを改めて議論するという。同日の県議会の一般質問で、上田貢太郎氏(自民)の質問に答えた。
高知空港は、国際線に必要な出入国管理や検疫といった施設がない。官民でつくる検討会は20年2月、事業費28億5千万円でターミナルを整備し、22年夏の利用開始を目指す基本構想をまとめた。県は構想に基づき、20年度当初予算に設計委託料1億4300万円を計上。しかし、コロナ禍の航空需要の低迷などを受け、事業着手を見送り、予算を減額補正していた。
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