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2022.09.30 08:32

転入生はサーカス団員!同級生らスゴ技に興奮 バランス芸や宙返り…高知市の南海中で鑑賞会

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同級生の前でバランス芸を披露するディマさん(写真はいずれも高知市長浜の南海中学校)

同級生の前でバランス芸を披露するディマさん(写真はいずれも高知市長浜の南海中学校)

 高知市で公演中の「さくらサーカス」が28日、同市長浜の南海中学校で「ミニ鑑賞会」を開いた。9月から同校に転入したアルゼンチン出身のデミトリー・ラサルテ(ディマ)さん(14)=3年=ら5人のパフォーマーが圧巻の技を披露。生徒たちは「こんな近くでサーカスを見るのは初めて」と興奮していた。

 同サーカスは全国を巡業しており、17日から同市長浜宮田の高知競馬場第2駐車場で公演している(来年1月15日まで)。ディマさんのほか、団員の子どもたち4人が同校に転入。団員が「お世話になっているので」と提案し、鑑賞会が実現した。

転入生の父が演じるピエロも登場し、会場は大盛り上がり

転入生の父が演じるピエロも登場し、会場は大盛り上がり

 ピエロのジャグリングや足でアーチェリーの矢を放つ軟体芸、2人組で宙返りを繰り返す芸などを実演。体育館は、さながら本物のサーカステントのように盛り上がった。

 ディマさんは腕で体を支えるバランス芸を披露。重力から解放されたようなしなやかな動きに、クラスメートたちは「体幹がすごい」「魔法を見てるみたい」とうっとり。「普段は普通の中学生ながやけど…筋肉がものすごい」と絶賛していた。

 演技を終えたディマさんは「いつもと違って学校でやるのは緊張した。クラスのみんなともっと仲良くしたい」と笑顔だった。(川田樹希)

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