2022.09.27 08:35
高知・大月町の廃校小に現代アート展示、校歌オルゴール・鉛筆がモチーフ
オルゴールが奏でる校歌に耳を澄ませる来場者(大月町の創作・交流拠点「COSA」)
巨大な鉛筆が立ち並ぶ自遊学校(大月町竜ケ迫)
旧小才角小の最後の校長、嶋布滋子さん(76)=宿毛市=は「懐かしい。かつての在校生に聞いてほしい」と喜んでいた。
17日には校庭に、同町在住の現代アーティスト、野口ちとせさん(62)の作品「マララの鉛筆」を建てるワークショップも開かれた。スギやヒノキ製で、長さ2メートルと3メートルの計9本。参加者が芯に色を付け、色鉛筆風に仕上げた。野口さんは「ランドマークになればうれしい」と期待していた。
自遊学校にも野口さんの鉛筆アート約60本などが展示されている。
COSAは10月7日、自遊学校は1日まで。午前10時~午後4時までで無休。(坂本 出)