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2022.09.24 08:34

「息子の命まで奪われた」 妻の入信で家庭崩壊―高知と旧統一教会(3)

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「子どもの命まで失って苦しいし、悲しい」と話す60代男性(県中部)

「子どもの命まで失って苦しいし、悲しい」と話す60代男性(県中部)

 「もう完全な家庭崩壊ですよ。悔しくて悔しくて…」

 今年8月。県中部で農業をしながら1人で暮らす60代男性が、涙ながらに話した。男性の元妻は世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の現役信者だ。

【これまでの連載はこちら】
県内元信者「深みはまった」学生時入信 多額献金 置物2000万円で売り〝500円券〟―高知と旧統一教会(1)
「辞めても不幸起きない」 家族の絆で脱会―高知と旧統一教会(2)

「悪霊が入る」
 元妻とは見合いで知り合い、1983年に結婚。1年後に長男を、さらに次男を授かった。ごく普通の幸せな家庭だった。

 一家の歯車が狂い始めたのは、男性が県外に単身赴任した93年からだ。統一教会の信者が県内の自宅に訪ねてきて、「家庭が幸せになる」などと元妻を勧誘。元妻は男性に何も相談しないまま入信していた。

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