2022.09.24 08:36
藤川球児さん「FD選手の成長感じた」 CS初戦、高知球場で始球式、ファンと交流も
慣れ親しんだ高知球場のマウンドで始球式に臨む藤川球児さん(写真はいずれも高知市=山下正晃撮影)
試合前にはサイン会で気さくにファンと交流
藤川さんは高知商業高校からドラフト1位で1999年に阪神入団。剛速球を武器に阪神と米大リーグで合わせて22年間、主に抑え投手として活躍し、2020年に引退した。
徳島インディゴソックス(IS)とこの日に戦ったFDでも、15年に米大リーグ・レンジャーズを自由契約となった後の6月からシーズン終了までプレー。翌16年の阪神復帰に弾みを付けた。
この日、藤川さんは試合前にサイン会や記念撮影でファンと交流。始球式で、慣れ親しんだマウンドにも立った。野市東小学校5年の山本遊龍(ゆうり)君は「球児さんはストレートがすごかった。ずっと応援していた」と、サインをもらったFDのユニホームを大事そうに抱えていた。
723人のファンが見守った試合はFDが5―1で見事に勝利。藤川さんは「緊張感のあるいい試合を見せてもらった。FDの選手たちの成長を感じた」と、満足そうに語った。(井上太郎)