2022.09.21 09:16
トウキョウでなく、新種のイワキ サンショウウオ、京都大など分析
京都大、国立科学博物館などのチームは、福島県と関東地方に生息する「トウキョウサンショウウオ」のうち、福島県や茨城県など北部に生息する集団の遺伝情報などを詳細に分析した結果、新種であることを確認し、「イワキサンショウウオ」と命名したと国際科学誌に21日までに発表した。
トウキョウサンショウウオは福島県や関東の1都5県で生息を確認。福島などに生息する北部の集団と、東京や神奈川など南部に生息する集団では遺伝的に異なることが知られていた。
イワキサンショウウオは茶褐色で体長10センチ程度。トウキョウサンショウウオより胴がわずかに短いのが特徴で湿地や池に生息する。