2024年 04月30日(火)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2022.09.17 08:36

高知競輪場バンク“改装中” 特殊工法 来年2月レース再開

SHARE

急斜面のバンク。男性は命綱を着けて作業中(高知市大原町、いずれも佐藤邦昭撮影)

急斜面のバンク。男性は命綱を着けて作業中(高知市大原町、いずれも佐藤邦昭撮影)


 高知市の高知競輪場(りょうまスタジアム)が1999年の完成以来、初のバンク(走路)の張り替えを行っている。工事のため7月からレース開催は休止中。歓声の代わりにドドドドド、ウィーンと重機のうなりが響いている。

斜面を測量する作業員

斜面を測量する作業員

 高知競輪場は、全国43場で3場のみという500メートルの長いコース。最大傾斜24度で、直線距離が短いのが特徴だ。完成から23年がたち、走路のひび割れや漏水が目立ってきたことから市が改修を決めた。予算は4億3千万円。

バンクの土台が現れた高知競輪場。工事の音が響いている

バンクの土台が現れた高知競輪場。工事の音が響いている

 最高時速70キロで駆け抜ける選手を支えるバンク。最大4層のアスファルトが敷かれており、それを一度削り取る。あらためて特殊な工法で、アスファルトを斜めに均一に敷き直しており、場内には「企業秘密なので撮影不可」(施工業者)という重機がずらり。

 工事は来年1月中旬ごろまで。2月初めには、以前の深い青から、太平洋をイメージした明るい青に“お色直し”したバンクでレースが再開される。(森田千尋)

高知のニュース 高知市 施設・建築・開発

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月