2022.09.15 11:14
日没直後に死亡事故倍増、警察庁 10~12月、道路横断中に
警察庁(中央合同庁舎2号館)=東京都千代田区
警察庁が2017~21年の5年間に全国で発生した交通事故を分析したところ、日没後1時間以内に道路を横断中の歩行者が死亡した事故は10~12月が271件で、7~9月の131件と比べ2・1倍となったことが15日、分かった。担当者は「日没が早くなり、帰宅や買い物などで出歩く人が多い時間帯と重なるため」としている。
警察庁によると、271件のうち、車の「前方不注意」など道交法の安全運転義務違反が173件で6割超。歩行者も「走行車両の直前・直後の横断」や「横断歩道外の横断」など136件の法令違反があった。