2022.09.10 08:37
高知県内の児童虐待高止まり 昨年度452件、県「対応強化」へ
県内2カ所の児童相談所が2021年度に認定した児童虐待は452件で、過去3番目に多かったことが県のまとめで分かった。19、20年度と過去最多を更新し、3年ぶりに減少に転じたが、依然として高止まりの状況で、県は「市町村や関係機関と連携して、対応を強化していく」としている。
中央児童相談所(高知市)と幡多児童相談所(四万十市)の取扱件数をまとめた。過去最多だった20年度の583件から131件(22・5%)減ったが、10年前(116件)と比べると、虐待に対する関心の高まりなどもあり、約4倍の水準にある。
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