2022.09.08 19:47
世界の核廃絶リーダー育成へ 広島県、渡航費支援を募る
「広島―ICANアカデミー」の成果報告会=2019年8月、広島市
広島県などが11月、世界の若者を集めて核廃絶に取り組むリーダーを育てる「核兵器と安全保障を学ぶ広島―ICANアカデミー」を開く。渡航費捻出が難しい参加者を支援するため、実行委員会がクラウドファンディング(CF)で支援を呼びかけている。県の担当者は「あらゆる国の若者たちに学ぶチャンスを与えたい」と話す。
アカデミーは、県と非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)が2019年から毎年実施している。
今年は11月9~12日に約30人を招く計画。希望者には、原則自己負担の渡航費を募金から支給する。滞在費は県が全員分を負担する。