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2022.09.07 09:56

原発推進派町長が辞表提出 山口・上関町、3月から入院

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 山口県上関町の柏原重海町長

 中国電力(広島市)が原発建設を計画する山口県上関町の柏原重海町長(73)は7日までに、病気療養の長期化などを理由に町議会議長宛てに辞表を提出した。柏原氏は原発推進派として知られ現在5期目。難治性口腔咽頭潰瘍のため今年3月下旬から入院し、橋本政和副町長(61)が職務代理を務めていた。


 上関町では、原発建設計画が浮上した1982年以降、推進派と反対派が町長選で対立してきた。柏原氏は町職員を経て2003年初当選した。4期目の19年6月に「次の4年間で今の気力を保てるか不安だ」として不出馬を表明したが、推進派団体からの要請を受けて一転出馬し、無投票で当選した。

(c)KYODONEWS

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