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2022.09.02 18:52

囲碁の最年少プロ棋士、敗れる 小3藤田初段が記念対局

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 免状を手に笑顔を見せる、史上最年少の9歳4カ月で囲碁のプロ棋士となった藤田怜央初段=2日午後、大阪市の関西棋院

 史上最年少の9歳4カ月で囲碁のプロ棋士となった小学3年の藤田怜央初段(9)が2日、大阪市の関西棋院で余正麒八段との記念対局に臨み、敗れた。今回は公式な対局としては記録されず、藤田初段のプロ棋士としての初戦は未定。


 藤田初段は座布団が2枚敷かれた椅子に座り、対局中は時折周囲を見渡すなど落ち着かない様子だった。約1時間50分後、「負けました」と投了。対局後、師匠の星川拓海五段から「強かった?」と聞かれると、小さな声で「うん」と答えた。余八段は「9歳とは思えないほど実力があり、すごいと思いました」とたたえた。記念対局は「定先」と呼ばれるハンディ戦で行われた。

(c)KYODONEWS

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