2022.09.02 17:28
気候変動、日米で協力継続を確認 リーガン長官と西村環境相会談
米環境保護局のマイケル・リーガン長官(右)と握手する西村環境相=2日午前、環境省
来日した米環境保護局のマイケル・リーガン長官と西村明宏環境相が2日、環境省で意見交換し、気候変動対策や海のプラスチックごみ削減などの取り組みで協力を続けることを確認した。
環境中で分解されずに長く残る有機フッ素化合物について、適正管理や科学的知見の共有で連携することでも一致した。世界で汚染が判明し、沖縄県の米軍基地周辺をはじめ国内各地でも検出されている。
リーガン氏は共同記者会見で、次世代型原発建設を検討する日本政府方針について問われ「古い世代の原子炉の廃棄物貯蔵や拡散防止など、環境への悪影響にも対応する必要がある」と指摘した。