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2022.09.01 08:34

高知西高校65年の歩み、写真で回顧 国際中高への統合前に...9/13まで展示

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校門脇にあった「ピンク校舎」。現在は体育館に建て替わっている(1987年)

校門脇にあった「ピンク校舎」。現在は体育館に建て替わっている(1987年)

 来年度、高知国際中高への統合完了を控える高知西高校(高知市鴨部2丁目)の歴史を振り返るパネル展が31日、高知市旭町3丁目のこうち男女共同参画センター「ソーレ」で始まった。校舎の変遷や多彩な学校活動を紹介し、約65年にわたる歩みを振り返る。9月13日まで。

 同高は1957年に「高知東高校」として開校。翌年に仮校舎から現在地の郡是製糸高知工場跡に移転し、「高知西高校」に改称した。これまで約2万5千人の卒業生を送り出し、現在は64期入学の3年生269人が在籍している。
工場を改修した旧校舎の食堂で昼食を取る生徒たち。女子の制服は初代のものという(1967年ごろ)

工場を改修した旧校舎の食堂で昼食を取る生徒たち。女子の制服は初代のものという(1967年ごろ)


 パネル展は統合を前に、同高が企画。会場にはパネルや関連写真約50点が並んだ。

 1996年まで校門脇にあった「ピンク校舎」やオーストラリアの姉妹校との交流などを紹介。県下一の高さを誇った工場跡の煙突に生徒2人が登って消防車を出動させた「煙突事件」のエピソードにも触れている。

 野中昭良教頭は「卒業生は西高愛が強く、3世代で西高生という人も少なくない。昔の西高を思い出して楽しんでもらい、次に進んでいけるきっかけになれば」と来場を呼び掛けている。(玉置萌恵)

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