2022.08.31 21:01
「生物多様性目標へ努力」 G20環境相会合で一致
31日、インドネシア・ヌサドゥアで開かれたG20環境・気候相会合(同会合実行委提供・共同)
日米欧の先進国に新興国を加えた20カ国・地域(G20)環境・気候相会合が31日、インドネシア・バリ島のヌサドゥアで開かれた。年末の合意を目指し交渉中の生物多様性条約の保全目標に関し、意欲的な内容にするため各国が努力することで一致した。地球温暖化対策の国際枠組みパリ協定の目標実現に向け、発展途上国を支援する重要性も確認した。日本政府関係者が明らかにした。
一方、ウクライナ情勢に関する表現で合意が得られず、当初目指した共同声明の採択ができなかった。後日、議長総括が公表される。
会合には、日本から西村明宏環境相が出席した。