2022.08.31 07:09
米国初、サル痘患者が死亡 免疫不全状態の成人
【ワシントン共同】米南部テキサス州は30日、サル痘の成人患者1人が死亡したと発表した。米メディアによると、患者の死亡報告は米国で初めて。重度の免疫不全状態だったといい、サル痘感染と死亡との因果関係を調べている。
疾病対策センター(CDC)によると、国内で報告された患者は30日時点で世界最多の約1万8千人。拡大抑止のため、各地でワクチン接種を進めている。新規感染者数は世界全体、米国ともに頭打ちの傾向で、ワレンスキ所長は27日「曲がり角を迎えた」との見方を示した。