2022.08.30 12:21
台湾に武器、米政権が議会要請へ 1500億円規模
米軍などによるフィリピン沖での軍事演習で発射される対艦ミサイル「ハープーン」=2019年(ロイター=共同)
【ワシントン共同】米政治サイト、ポリティコは29日、米国による台湾への11億ドル(約1500億円)規模の武器売却を承認するようバイデン政権が議会に要請する計画だと報じた。対艦ミサイル60基や空対空ミサイル100基が含まれるとしている。中国から軍事的圧力を受ける台湾を支える姿勢を打ち出し、中国をけん制する狙いがある。
米国は台湾関係法で、台湾が自衛のために必要とする武器の供与や防衛支援を約束している。台湾支援は超党派で支持されており、議会は承認する見通し。中国の反発は必至だ。
ポリティコによると、売却が計画されている対艦ミサイルは「ハープーン」。