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2022.08.30 08:41

ソフト男子 7連覇挑戦 アジア杯 四万十市で9/1開幕

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 ソフトボールの第1回男子U23アジアカップが9月1日に、第11回男子アジアカップが3日に、いずれも四万十市の安並運動公園で開幕する。ソフトボールの国際大会が同市で開催されるのは初。高知県出身の選手を擁する日本代表が、アジア王者の座と世界選手権の出場を懸けて戦う。

 トップチーム(フル代表)が出場するアジアカップは「アジア選手権」から名称を変えて4年ぶりに開かれる。日本での開催は2012年に岡山県新見市で行われた第9回大会以来。アジアで圧倒的な実力を誇る日本代表は大会7連覇に挑む。

 日本代表16人=別掲=には、高知パシフィックウェーブ(PW)から代表初選出の片岡大空投手と国際経験が豊富な片岡大洋捕手が選出されたほか、県出身ではデンソーの山脇佑也投手(高知工高出)と、豊田自動織機の森田裕介外野手(須崎工高出)も選ばれた。

 県勢以外では、投打でチームを支える松田光投手や、若手右腕の小山玲央投手、昨季リーグMVPの鳥山和也内野手といった平林金属勢や、リーグ屈指の左腕、河野拓郎投手(三重ヴェルデウィン)ら豪華な顔ぶれがそろった。監督は平林金属監督の吉村啓氏が務め、コーチにトヨタ自動車監督の江口真史氏(岡豊高出)らが就いた。

 大会は3~6日の4日間で、7カ国が出場。予選ラウンドは日本(世界ランキング2位)、インド(16位)、香港(24位)、台湾(ランク外)の4カ国がA組に、シンガポール(15位)、フィリピン(21位)、タイ(35位)の3カ国がB組に入り、それぞれ総当たりのリーグ戦を行う。

 各組の上位2チームが5日のスーパーラウンドに進出し、予選では別の組だった2チームと対戦(同じ組との対戦は予選の結果を持ち越し)。上位2チームが6日の決勝戦に進む。その2チームが、11月26日にニュージーランドで開幕するワールドカップの出場権を獲得する。

 安並運動公園内の四万十スタジアムと運動広場が会場となり、有観客で入場は無料。日本男子ソフトボール公式ユーチューブチャンネルで試合のライブ配信も行う予定。(仙頭達也)

U23は初開催
 9月1日に開幕するU23アジアカップは今回、新設されたカテゴリー。若手の有望選手が集まった日本代表は、初代世界王者の座を目指し、まずはアジアの頂点を狙う。

 U23には日本、シンガポール、インドの3カ国が参加。2日間で2回戦総当たりのリーグ戦を行い、順位を決定する。上位2チームが10月22日にアルゼンチンで開幕するU23ワールドカップに出場する。

 日本代表には16人が選ばれた。須崎工高出身の西森亜夕夢捕手(トヨタ自動車)や大西泰河投手(ホンダ)ら18年のU19世界選手権で準優勝したメンバーと、八木孔輝投手(トヨタ自動車)や永吉飛斗内野手(旭化成)ら20年のU18ワールドカップで世界一に輝いたメンバーがチームの中心となりそうだ。

 U23の男子日本代表メンバーは次の通り。

 【監督】石村寛(愛媛ウエスト)
 【投手】海辺和也(安川電機)大西泰河(ホンダ)小野寺翔太、八木孔輝(以上トヨタ自動車)
 【捕手】西森亜夕夢(トヨタ自動車)本塚勇太(日本エコシステム)
 【内野手】井上裕太郎(環太平洋大)大川竜志(神戸学院大)黒岩陽斗(平林金属)永吉飛斗(旭化成)浜田慎(愛媛ウエスト)松尾翔輝(デンソー)宮本海斗(豊田自動織機)
 【外野手】菊川智己(豊田自動織機)佐藤光希(トヨタ自動車)松本良就(デンソー)

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