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2022.08.29 19:25

浜岡原発「津波浸入防止」が基本 規制委員が視察、防潮堤を確認

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 中部電力浜岡原発の防潮堤を視察する原子力規制委員会の山中伸介委員(右)=29日午前、静岡県御前崎市

 原子力規制委員会の山中伸介委員は29日、中部電力浜岡原発を視察し、再稼働に向けた審査の焦点になっている既存の防潮堤を確認した。中部電力は7月、防潮堤を上回る高さの津波が原発を襲う可能性を審査会合で示したが、山中氏は原発敷地内に津波を浸入させない対策が基本になるとの考えを示した。


 山中氏は福島第1原発事故を踏まえた新規制基準では、津波が防潮堤を越えて流入することは前提にしていないと指摘。浜岡原発の対策でも「基本的な方向は同じになると思う」と述べた。


 浜岡原発は2011年5月、津波被害の危険性が高いとして全面停止。中部電は3、4号機の再稼働を目指している。

(c)KYODONEWS

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