2022.08.28 16:15
統一地方選「勝利」訴え、台湾 野党、国民党の朱主席
台湾・桃園市の会場で演説する国民党の朱立倫主席(左)とショウ万安・台北市長候補=28日(共同)
【桃園共同】台湾の最大野党、国民党は28日、北部・桃園市で全国代表大会を開催、朱立倫主席(党首)が台湾総統選の前哨戦となる11月26日投開票の統一地方選に「団結して勝利しよう」と訴えた。朱氏は2024年1月に予定される総統選への出馬を狙っている。
18年の統一地方選で、国民党は首長ポスト6を15に増やして大勝した。だが、20年の総統選と立法委員(国会議員)選で総統候補だった韓国瑜氏の親中路線が有権者に嫌われ、台湾独立志向の民主進歩党(民進党)に敗北。統一選勝利で勢いをつけ、総統選での巻き返しにつなげたい考えだ。