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2022.08.28 16:02

福島・双葉、30日に居住再開 11年5カ月の全町避難解消

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 福島県双葉町の特定復興再生拠点区域。後方は東京電力福島第1原発。手前はJR双葉駅=6月

 2011年3月の東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県双葉町は、帰還困難区域のうち特定復興再生拠点区域(復興拠点)の避難指示が30日午前0時に解除される。11年5カ月ぶりに居住が可能となり、これで住民が1人も暮らしていない自治体は解消する。


 第1原発5、6号機が立地する双葉町は、避難指示が出た11市町村で唯一、県外(埼玉県)への集団避難と役場機能の移転を経験した。最後発で住民帰還が始まるが、町面積の8割超は帰還困難区域として残る。


 昨年の調査で「戻らないと決めている」と答えた世帯は60・5%と「戻りたいと考えている」の11・3%を大きく上回った。

(c)KYODONEWS

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