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2022.08.27 08:45

朝ドラ機に相互PR 牧野ゆかり 高知県と練馬区連携

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朝ドラ「らんまん」を契機とした連携を確認した浜田知事、岡﨑市長、前川燿男練馬区長=中央(同区役所)

朝ドラ「らんまん」を契機とした連携を確認した浜田知事、岡﨑市長、前川燿男練馬区長=中央(同区役所)

 牧野富太郎博士がモデルのNHK連続テレビ小説「らんまん」の来春放送を機に、ゆかりの地との連携を深めようと26日、浜田省司知事ら高知県関係者が牧野博士が晩年を過ごした東京・練馬区の区役所を訪問した。牧野博士が全国的に注目を集める中、お互いに魅力をPRすることを確認した。

 牧野博士は64歳から1957年に94歳で亡くなるまで練馬区で暮らした。2008年には名誉区民になり、自宅跡は区立記念庭園となっている。

 県によると、記念庭園と県立牧野植物園は企画展の際の蔵書の提供や、ゆかりの植物を送り合うなどのやりとりがあるが、自治体間では直接の交流がなかったという。そのため県側が連携に向けた会談を提案した。

 この日、浜田知事と同行した岡﨑誠也高知市長らが、前川燿男区長らと懇談。朝ドラ放送に合わせて開く博覧会「牧野博士の新休日」を通じた観光振興を紹介した。両者は具体的な連携策を検討することで一致した。

 懇談後の取材に対し、浜田知事は「それぞれの施設やイベントでお互いをPRしたい。牧野植物園と記念庭園を周遊するツアーを企画するなど、一緒に盛り上げたい」と話し、前川区長は「今度はわれわれが高知県を訪ねて一緒に力を合わせたい。牧野博士の交流を契機にして、今後は高知県全体をPRできれば」と応じていた。(浜崎達朗)

高知のニュース 行政 牧野富太郎

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