2022.08.26 06:29
ロヒンギャ迫害で非難声明 ミャンマーに6カ国外相ら
バングラデシュ国内の難民キャンプで開かれた脱出5周年の集会で、祈りながら涙を流すロヒンギャ難民=25日(AP=共同)
【ワシントン共同】欧米など6カ国の外相らは、ミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャが国軍の迫害から逃れ、隣国バングラデシュに大量流入して25日で5年となるのに合わせて共同声明を発表した。70万人以上の難民を出した迫害を非難し、人道危機解決の必要性を訴えた。
数千人のロヒンギャが殺人やレイプ、拷問の被害に遭ったとし「残忍な行為によって近年の歴史で最大となる民族移住の一つを引き起こした」と指弾した。
共同声明には米国、カナダ、英国、ノルウェー、オーストラリア、ニュージーランドの6カ国と欧州連合(EU)の外相らが名を連ねた。