2022.08.26 06:00
福島「白河の関」にぎわう 甲子園優勝祝う御朱印人気
白河神社で「仙台育英高校優勝記念」と記された御朱印を手にする参拝客=25日、福島県白河市
仙台育英高(宮城)が全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)を制し、春夏通じて初めて甲子園大会の優勝旗を東北に持ち帰る「白河の関越え」を達成して以降、福島県白河市の国指定史跡「白河関跡」近くの白河神社は連日、多くの参拝客でにぎわっている。
神社は白河の関越えを願って、1997年から東北6県の出場校に「通行手形」を贈り続けてきた。宮司の西田重和さん(74)によると、優勝翌日の23日から駐車場は満車状態が続き、人出は「通常の10倍」。「仙台育英高校優勝記念」と記した御朱印が人気だ。