四万十市西土佐でＪＲ予土線脱線　落石に接触、客１人けが

2022.08.26 08:38

四万十市西土佐でＪＲ予土線脱線　落石に接触、客１人けが

高知新聞社

落石に接触し脱線したＪＲ予土線の車両（２５日午後７時ごろ、四万十市西土佐半家＝ＪＲ四国提供）

　２５日午後６時３５分ごろ、四万十市西土佐半家のＪＲ予土線の半家―江川崎間で、走行中の下り普通列車（窪川発宇和島行き、１両編成）が落石に接触、脱線し、乗客１人が軽傷を負った。運輸安全委員会は２５日、鉄道事故調査官２人を指名した。

　ＪＲ四国と四万十消防署西土佐分署によると、現場は半家駅から江川崎駅方面へ約１・３キロの四万十川沿い。列車は時速７０キロで走行していた。運転士が進行方向右側の線路上に石が落ちているのを発見し、約１５０メートル手前から非常ブレーキを作動させたが、間に合わず接触した。石の大きさは縦横４０～５０センチで、車両は線路右側へ脱線した。

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