2022.08.25 05:51
原発「大惨事の瀬戸際」 安保理でゼレンスキー氏
【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は24日、ウクライナ情勢を協議する公開会合を開いた。ゼレンスキー大統領がオンライン参加し、ロシアが占拠するザポロジエ原発の安全を懸念して「世界は放射能漏れの大惨事の瀬戸際にある」と強調、早急に国際原子力機関(IAEA)の管理下に置くべきだと訴えた。
ウクライナ南部にある欧州最大のザポロジエ原発はロシア軍が3月初めに制圧し占拠。ウクライナ人職員が運転を続けている。ゼレンスキー氏は、ロシア軍が原発の敷地を「戦場にした」と述べ、核施設を脅しの道具にすべきではないと非難した。