2022.08.24 10:10
政府、次世代原発の建設検討 エネルギー政策方針転換
首相官邸
政府が次世代型原発の建設を検討する方向で調整に入ったことが24日、分かった。原発の新増設や建て替えは想定しないとした従来のエネルギー政策の基本方針を転換する。最長60年とされる原発の運転期間延長に向けたルール見直しも検討。将来にわたって原発を活用し、脱炭素と電力の安定供給につなげる狙いがある。
脱炭素社会の実現に向けた産業転換などを議論する24日の「GX(グリーントランスフォーメーション)実行会議」で示す。次世代型の原発は、これまで経済産業省が将来を見据えた課題として開発を検討している。