2022.08.21 14:04
クリミア防空システム稼働と市長 無人機攻撃後
20日、ウクライナ・ミコライウで、被害を受けた建物から避難する女性ら(ウクライナ非常事態庁提供、ロイター=共同)
【キーウ共同】ロシアが2014年に強制編入したウクライナ南部クリミア半島の主要都市セバストポリの市長は20日、同市で防空システムが稼働したと通信アプリで明らかにした。この日はセバストポリにあるロシア黒海艦隊の司令部で無人機攻撃があったばかり。
無人機攻撃についてウクライナ政府はコメントしていない。ロシア側は無人機を撃墜したと主張した。クリミアではロシアの軍事基地などで爆発が相次いでおり、緊張激化の懸念が広がる。
ロイター通信によると、ウクライナ南部ミコライウ州では20日、住宅地にミサイル攻撃があり、子どもを含む12人が負傷した。