2022.08.20 16:24
LINE、個人情報1万件超開示 警察に5年間で、犯罪増加が影響
LINEのアイコン
LINE(ライン)が犯罪捜査に協力するため、警察など捜査機関に開示した利用者の個人情報は、2017年から21年までの5年間で計約1万1千件に上ることが20日、LINEの公表資料から分かった。専門家は「交流サイト(SNS)を悪用した犯罪が増えており、捜査にSNSの個人情報が欠かせなくなっている」と話している。
LINEの「透明性リポート」によると、裁判所の令状に基づき捜査機関に開示した個人情報は21年に2393件になった。17年は1909件だったが、19年は2269件、20年は2246件と増加傾向にある。
個人情報は利用者の電話番号やメールアドレスなど。